eSIM対応のスマホも徐々に増えてきましたが、eSIM対応スマホは最大何回線まで利用できるんでしょうか?
おなじみの物理SIMと埋め込みのeSIMと・・・で2回線だけだと思ってしまいそうになりますが、実はeSIM対応のスマホの場合、利用できる回線数に制限はありません。
同時に使える回線が物理SIMとeSIMの2つに限定される、ということですね。
いくつでも回線を格納できるeSIM
例えば海外旅行で何ヶ国か回るとします。例えばタイ、ベトナム、シンガポール、マレーシアと4カ国周遊する、といった場合、物理SIMだと最大4枚のSIMを差し替えることになりますね。
(実際にはこういったニーズをカバーするために東南アジア周遊SIMもあったりしますが)
これは物理SIMがSIMトレイを使う仕様上仕方がないことではあります。
(それをカバーするために中国などではデュアルSIM、物理SIMが2枚挿せるものが人気です)
ところがeSIMの場合は、それぞれのeSIMパッケージを購入さえすれば、スマホの中でそれぞれのパッケージを管理してくれて切り替えて使えます。
例えばiPhoneの場合はこういった形で切り替えて使えます。
完全に利用用途としては
— tyocc (@tyocc) July 23, 2019
無駄な自己満ですが😅
AIS TRUE DTAC 3社の
eSIM設定完
各社ポストペイドでなくとも
eSIM対応しているみたいですね。
切り替え費用については
設定時点では無料でした😊 pic.twitter.com/IFIsRQsNOk
「モバイル通信プラン」の所にいくつもキャリア名がありますね。DocomoにAIS、DTAC、TRUEPHONE?が見えます。
そしてこの中のDocomoとAISだけがオンになっていて、それぞれ通信ができるようになっていますが、DTACに切り替えるのもここで切り替えられるので、上の例の場合はタイやベトナムのキャリアそれぞれをここで切り替えて使うことが可能です。
そうすると、同じスマホの中に何ヶ国もの回線が持てることになり、また入出国の際にもSIMの差し替えをする必要もなく利用できます。
実際、国内で使う回線は選択肢の広い物理SIMにしておいて、海外で使う回線はeSIMで渡航先によって使い分けたりすることも可能です。